VentLoop

個人版

個人版で学べること

挿管後の確認と初期設定、診察と測定、対応後の再評価までを、30教材の仮想症例で練習します。

全30教材 + 自作症例

職種・経験別の使い方

研修医・初めて人工呼吸管理を学ぶ方

挿管直後の確認と初期設定

基本01「コンソールの使い方」で操作に慣れたあと、基本02〜04で挿管後の確認とVC・PCの初期設定を練習します。基本09では、アラームが鳴ったときに患者・チューブ・回路を順に確認します。

看護師・臨床工学技士など

波形と診察所見

気道内圧・流量・換気量の波形を、患者・チューブ・回路の診察所見と並べて読みます。

一部の教材では、選んだ職種に応じて、処置の依頼と処置後の確認を練習します。実際の操作権限や臨床能力を判定するものではありません。

基本を学んだ医療者

条件の違う症例の比較

酸素化A・B(低V/Q主体とシャント主体)、応用07・08(同じPplatで経肺圧が違う)、PEEPへの反応A・B(再開通しやすい肺としにくい肺)などを並べ、設定を変えたときの反応と測定値を比べます。

演習画面でできること

  1. 設定と反応を同じ画面で確認

    換気条件を変えると、波形や測定値が変化します。波形の停止・拡大、カーソル測定、保存と重ね合わせで変更前後を比較できます。

    演習画面のモニター。SpO₂・HR・BP・EtCO₂、圧・流量・換気量の波形、VTe・RR・FiO₂・Ppeak・Pplat・PEEPの実測値。
  2. 数値だけでなく、患者・チューブ・回路を確認

    診察所見を確認し、ABGやホールドで測定。必要な対応を選び、その後の状態を再評価します。血液ガスは、採血した時刻と設定を合わせて比較できます。

    「患者」を開いたところ。診察・検査・対応・経過の切り替えと、全身・胸郭/聴診・チューブ・回路の診察。
  3. 分からないところで解説に戻れる

    教材の説明・ヒントに加えて、アプリ内の教科書10章・用語集77語・参考資料を参照できます。教育用モデルの前提や表現できない範囲も確認できます。

    アプリ内の教科書、第1章「波形の読み方」。本文と、VentLoopの画面で同じ時刻の4本の波形を見比べる図。

演習後の振り返り

教材の学習目標と、自分が選んだ設定・対応、その後の観察・測定を見返せます。未確認の項目も表示するので、次に何を確かめるかを整理できます。

練習の例

3つの教材での練習の進み方

FiO₂とPEEPへの反応を比べる

  1. FiO₂ 40%でPaO₂を測る
  2. FiO₂を上げる前にSpO₂を予測する
  3. FiO₂とPEEPを1つずつ変える
  4. Pplatと血圧も見て方針を記録する
教材「酸素化A」の演習画面。手順カード「現在の酸素化を、換気設定と合わせて確認しましょう。」
教材「酸素化A:FiO₂の変更に反応する症例」

Ppeakが上がったときの測り方

  1. Ppeak・Pplat・total PEEPを測る
  2. Ppeakが上がったらPplatを測り直す
  3. 診察して原因に対応する
  4. 対応後に同じ条件で測り直す
教材「Ppeak・Pplat・total PEEP」の演習画面。手順カード「測定前の波形とPpeakを確認しましょう。」
教材「Ppeak・Pplat・total PEEP」

呼気時間とauto-PEEP

  1. 呼気流量を読む
  2. total PEEPを測る
  3. 予測してから変える
  4. 換気と血圧を確かめる
教材「COPD増悪」の演習画面。手順カード「現在の患者の状態と測定条件を確認しましょう。」
教材「COPD増悪:呼気時間とauto-PEEP」

肺モデル・模式CT

肺の含気を模式図で見る

アプリの模式CT画面。左右の肺を断面図で示し、モデル内の含気の違いを濃淡で表示する。
アプリの実画面。教育用モデルの状態を描いた模式図です。

肺の部位ごとの開閉を表示

肺を64の単位に分け、部位による開きやすさ・閉じやすさと重力の影響を表しています。肺ユニット図では、開存・開きうる閉鎖・硬化・容量80%超(モデル内の表示区分)の単位を色分けして表示します。

設定や体位を変えた後を見比べる

PEEPや体位などを変えたとき、モデル内の含気がどう変わるかを模式CTで確認できます。状態を保存し、変更後と並べて比較する機能もあります。

波形・測定値と合わせて見る

肺の表示と一緒に、波形・測定値・患者モニターを見て振り返ります。画像の見た目だけで設定の良否を決めるための機能ではありません。

模式CTは、教育用モデルの内部の含気を濃淡で描いた図です。実際のCT画像やHU値を再現したものではなく、実患者の画像の読み込み・診断、反応予測、診療判断には使えません。

購入すると使える内容

基本15教材・応用15教材

無料の7教材を含む全30教材が対象です。購入すると、ほかの23教材と自作症例を使えます。個人版は現在、販売準備中です。

初期設定と急変時の確認

挿管直後のチューブ位置・換気・循環の確認、VC・PCの初期設定、アラームが鳴ったときの患者・チューブ・回路の確認、リークがあるときの測定を練習します。

挿管直後/挿管後の換気/VC・PC/急変/リーク
酸素化と肺保護

低V/Q主体とシャント主体の症例で、FiO₂とPEEPへの反応を比べます。ARDSの教材では、VT・Pplat・driving pressureと、PEEPが酸素化と循環に与える影響を見て設定を決めます。

酸素化A・B/ARDS/腹臥位
呼吸メカニクス

PpeakとPplatの違い、呼気時間とauto-PEEPの関係を、ホールドや波形の測定で確認します。

Ppeak・Pplat・total PEEP/COPD
自発呼吸と非同調

波形から患者と人工呼吸器のタイミングを読み、設定や対応を変えた後の反応を確認します。

非同調/逆トリガー/非同調の型を見分ける
離脱と抜管前の評価

SBTに耐えられるかを観察し、SBTの結果と抜管の判断を分けて考えます。

SBT/SBT不耐/カフリークテスト
発展的な測定と解釈

PV・FVループ、AOP、R/I比、経肺圧を測り、肺の状態や測定条件によって値と解釈がどう変わるかを比べます。手技やPEEP漸減を一律に勧める教材ではありません。

PV・FVループ/AOP/R/I比/経肺圧/PEEP漸減
全30教材の一覧

基本15教材

  • 基本 01コンソールの使い方無料波形の観察から、設定変更・測定・記録の確認まで
  • 基本 02挿管直後の確認と初期設定無料チューブの位置・換気・循環を確認し、初期設定を調整する
  • 基本 03挿管後の換気を確認する無料モニターと患者の所見をもとに、必要な対応を選び、対応後の変化を確かめます。
  • 基本 04VCとPCで同じ患者を換気する無料設定する値と変化する値を確認し、酸素化と換気を分けて考える
  • 基本 05酸素化A:FiO₂の変更に反応する症例低V/Q が主体の症例で、FiO₂ と PEEP の変更による反応を比較する
  • 基本 06酸素化B:シャントが主体の症例症例Aと同じ手順で、FiO₂ と PEEP の変更による反応を比較する
  • 基本 07Ppeak・Pplat・total PEEP測定の成立条件を確認し、気道抵抗とコンプライアンスを評価する
  • 基本 08COPD増悪:呼気時間とauto-PEEP呼気流量が0に戻る前に次の吸気が始まっていないか
  • 基本 09急変:患者を先に見る無料アラーム発生時に患者・チューブ・回路を確認する
  • 基本 10自発呼吸と非同調無効努力・自動トリガー・二重トリガーを波形で見つけ、設定と鎮静で対応する
  • 基本 11SBTと抜管の判断を分ける呼吸補助を減らして観察し、SBTの成功と抜管の可否を分けて判断する
  • 基本 12SBTに耐えられない患者中止基準に達したときの再評価と、翌日への計画
  • 基本 13ARDSの肺保護換気VT・Pplat・driving pressure と、PEEPの酸素化・循環への影響
  • 基本 14リークがあるときの測定吸気量と呼気量の差を確認し、リークの原因に対応してから測定する
  • 基本 15カフリークテストの解釈リークが少ないときに何を考え、何を準備するか

応用15教材

  • 応用 01波形を拡大して測る時間軸・振幅の拡大、2点カーソル、区間の流量積分、変更前後の重ね合わせ
  • 応用 02動的ループと準静的PV無料抵抗・リーク・過膨張でループがどう変わるか。ループの傾きをコンプライアンスと呼ばない
  • 応用 03Recruitability A:再開通しやすい肺無料手技の前に予測し、測定結果と比較する。症例Bとの違いにも注目する
  • 応用 04Recruitability B:再開通しにくい肺症例Aと設定・酸素化が近い症例で、PEEP と手技への反応を比較する
  • 応用 05気道開放圧(AOP)完全気道閉塞があると、呼気ホールド・ΔP・Crs の解釈にどのような影響があるか
  • 応用 06R/I比を測るΔEELV・Vrec・Crec・R/I の計算過程と、算出不能の条件
  • 応用 07同じPplat、違う経肺圧胸壁と肺のコンプライアンスを区別し、絶対値法と弾性率法で経肺圧を求める
  • 応用 08同じPplat、硬い肺前の症例と同じ Pplat で、胸壁ではなく肺が硬い場合
  • 応用 09測定不良を見抜くバルーンの充填不足・位置不良・心拍アーチファクトと閉塞試験
  • 応用 10手技のあとのPEEP漸減循環血液量の少ない患者で、酸素化だけを見ると何を見落とすか
  • 応用 11逆トリガーと深い鎮静調節換気中の患者で、送気の後に努力が現れる
  • 応用 12腹臥位による変化を観察する体位による圧の分布と、背側の肺胞が再開通する様子を肺ユニット図で観察する
  • 応用 13非同調の型を見分ける6 つの場面で非同調の型を見分け、原因に応じて設定や介入を調整する
  • 応用 14手技の比較:持続膨張と段階的加圧同じ肺に 2 つの手技を行い、結果・経過・循環への影響を比較する
  • 応用 15PEEP による改善の限界を考える酸素化の改善が止まる圧と、それ以上の圧が Pplat・循環に与える影響

自作症例

肺コンプライアンス倍率や開放閾値などの項目で患者条件を作り、その症例で演習します。条件を変えたときの反応の違いを試せます。

自作症例の「肺」の条件。肺コンプライアンス倍率、開放単位の割合、開きうる単位の割合、開放閾値、重畳圧のスライダー。

個人版では全30教材と自作症例を利用できます。記録の同期・復習機能は個人Plusで追加できます。料金と機能の違いは、下の比較表で確認できます。

料金とプランを確認する

料金プラン

すべて税込・販売開始時の予定条件です。個人版・Plusは販売準備中。講師版・制作版は開発中です。

無料・個人版・Plus

個人版は買い切りです。Plusは、個人版に1ループ練習・復習・記録の同期を追加する月払い・年払いの契約です。

表は横にスクロールできます。左端の比較項目は固定されます。

比較項目 無料操作と進め方を試す 個人版全30教材で学ぶ 個人版 + Plus1ループ練習・復習を追加
料金(税込)0円カード登録不要4,480円発売から5日間。その後は4,980円個人版の購入代金
+ 月500円/年5,000円
Plusの追加料金。年払いは一括
契約の形無料現在はモニター参加者のみ買い切り月額料金・自動更新なし個人版は買い切り
Plusは月払い・年払いPlusは自動更新
現在の教材7教材基本5・応用2全30教材基本・応用全30教材個人版と同じ教材を利用
今後の追加教材
提供する場合
—単品・パックで別途購入追加購入は任意Plus対象教材は
追加料金なし
Plusの利用期間中(提供予定)
自作症例—〇患者条件を変えて演習〇個人版と同じ
1ループ練習——〇1テーマ約3分・5問(入門・基本・応用)
1ループ練習の復習——〇前回違った問題を再出題、3日後・7日後に確認
途中の演習・自作症例・メモの同期—同期なし端末内に保存〇本人のスマートフォン・PCなどの端末間で同期
復習メモ・復習予定——〇復習日を付けて管理
〇:利用可能 —:含みません。1ループ練習は、学習の地図の8テーマ×入門・基本・応用です。個人版でも、教材の完了状況はアカウントに保存され、別の端末でも表示されます。演習記録は手動で書き出し・読み込みできます。

今後の追加教材について

今後、追加教材を単品・パックで販売する場合、Plus対象として案内した教材は、Plusの利用期間中に追加料金なしで利用できる予定です。

追加教材の提供時期・内容・本数は未定です。対象教材と単品・パックの価格・利用条件は、提供時にご案内します。

Plusの利用期間が終了すると、別途購入していない対象の追加教材は利用できなくなります。別途購入した教材は、その購入条件に従って引き続き利用できます。

Plusの初回無料体験:初回は別途申込みで30日間無料(1人1回・カード登録が必要)。終了日時より前に解約しない場合、選んだ月額・年額で自動更新します。個人版の購入代金は別途必要です。

申込み・解約・記録の保存期間を確認する

講師版・制作版

講師版は受講者と一緒に演習する方向け、制作版はコードから教材や画面を改変する方向けです。どちらも開発中です。

表は横にスクロールできます。左端の比較項目は固定されます。

比較項目 講師版受講者と一緒に演習する 制作版コードから教材・画面を改変する
料金・契約料金未定月払い・年払いを予定提供開始前にご案内コード・ガイド・講師版12か月などを含むセット
個人版の購入別途必要購入済みの個人版に追加セットに含む購入済みの方は購入分を考慮した追加購入を予定
個人版の全学習機能〇〇
講義開催・端末連動〇〇標準サービスの講師版12か月
回答集計・進捗管理〇〇標準サービスの講師版12か月
本人のPlus機能〇講師版に含む〇付属講師版の利用期間中に含む
配布用ソースコード—〇個人情報・認証情報を除いたコード
構築・改変ガイド—〇起動手順・構成説明・AIへの改変依頼例
配布版の更新—〇12か月。以後の継続は年払いを予定
〇:利用可能 —:含みません。講師版に招待された受講者への課金はありません。料金・利用条件は提供開始前にご案内します。

個人版は買い切り。 サービス提供期間中は、購入した教材・機能を追加料金なしで利用できます。通常の不具合修正・小規模な更新を含みます。大型の追加機能や新しい教材セットなどは別料金となる場合があります。追加購入は任意です。

講師版は月払い・年払いを予定。 料金は未定で、提供条件とあわせて準備が整い次第ご案内します。招待された受講者への課金はありません。

制作版はご自身で構築・改変する方向け。 講師版・配布版更新を12か月含み、以後の継続は年払いを予定。更新しなくても取得済みコードは許諾範囲で利用できます。個別の導入支援は含みません。ご自身の環境の運営費とAIサービスの利用料は別途必要です。コードの利用条件と配布範囲は販売開始前にご案内します。

モニター参加者の方へ

現在はモニター参加者のみ利用できます。登録したメールアドレスでログインし、7教材の操作や進め方をお試しください。

実機での訓練や指導を置き換えるものではありません。